2007年12月25日

フルミネンセ、クラッキを次々に揃える強力補強が続く

来期はリベルタドーレス初制覇を狙うフルミネンセ
そのクラブの悲願に向け、浦和レッズからワシントンを獲得したのを皮切りに、次々とクラッキ(名手)を獲得しています。

うまく纏められなかったのですが、現在の状況を綴ってみました。

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まずは浦和レッズのワシントンを獲得。
ワシントンはCWCを終えて帰国した後、21日にクリチーバで会見しています。
ワシントンはコスタンチーニ医師によるメディカルチェックを受け、フルミネンセのロベルト・オルカデス会長、最大のスポンサー:Unimedのセウソ・バホス氏との会見に臨みました。

そしてワシントンに続き、今度はボタフォゴからFWドドー(元大分トリニータ)を獲得。ドドーは13年振りのフルミネンセ復帰に。
ドドーはボタフォゴで活躍しており、トルシーダからの期待も大きいようです。

さらに、以前から噂になっていたヴァスコのFWレアンドロ・アマラウ獲得も、ここにきて秒読み段階になっています。
レアンドロ・アマラウの移籍にはヴァスコのエウリコ・ミランダ会長が頑なに拒んでいたけど、ここにきて諦めた様子。
27日にはラランジェイラスで入団会見を行うことができるとみられています。

また、レアンドロ・アマラウとヴァスコでプレーしていたアルゼンチン人MFダリオ・コンカも、来期はフルミネンセに移籍する模様。
コンカのパスを保有しているのはリーベルで、レンタル移籍でチリやブラジルでプレーし続けています。
一時は「コンカはアルゼンチンに戻るかも?」という話もありましたが、このフルミネンセへの移籍話についてはリーベルのドミンゲス・ディアス副会長も認めています


すでに獲得の決まったワシントンとドドー、そこにレアンドロ・アマラウとダリオ・コンカを加えるのはほぼ間違いないでしょう。

ただ、名前が上がっていたのは上記の4人だけではありません。
1か月ほど前にはコロンビア代表FWでもあるリーベルラダメル・ファルカオ・ガルシアに700万ドルのオファーを出していたと噂されていた他、シャフタール・ドネツクのFWジャジソンにも興味を持っていたとか。

この2人より可能性が高いのは、アトレチコ・パラナエンセのコロンビア代表MFダビ・フェレイラ。フェレイラ本人もフルミネンセでのプレーに興味を持っていると伝えられています。

また、リヨンフレッジが今冬で放出される可能性があり、こちらにもフルミネンセがオファーを出すのではという噂も。
レナト・ガウショ監督は「現実的ではない話」としているものの、可能性ゼロとは言いきれないようです。


フルミネンセはこれらの攻撃的な選手だけでなく、ボランチから後ろのポジションにかけても、ブラジルでは名の通った選手をリストアップしています。

特に中盤はヨーロッパでプレーする選手を中心に追っているようです。
少し前にはボルシア・ドルトムントチンガをリストアップしていたようですが、それは噂だけだったのか、トゥールーズのMFファビーニョ(元セレッソ大阪。現在在籍中の元ガンバ大阪、元清水エスパルスのファビーニョとは別)の獲得をほぼ決めたそうです。
ファビーニョは今期プレーする時間が短かったため、この移籍への障害はないようです。

他にも獲得の可能性があるのが、元ヴァスコで現在はノルウェーのスタートでプレーするイゴール。ヴァスコでは4年間プレーしていました。
ファビーニョの移籍が決まればどうなるかわかりませんが、イゴールはボランチとしてだけでなくザゲイロとしてもプレーできる利点を持っています。スタートでは主にDFとしてプレーしているようです。


他のポジションでは、ラテラウではベンフィカレオ、GKではコリンチャンスフェリピに興味を示しています。
レオはベンフィカに手放すつもりはないそうですが、家族や親族のことを考えるとブラジルに戻る可能性もあるとのことです。
また、フェリピにはすでに移籍金300万ヘアイスでのオファーを出していると報じられています。

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ではその一方で出て行く選手がいるかといえば、そこまで話がうまく進んでいるようには感じません。


ロシアのサターンからレンタル中のFWジェアンは、レアンドロ・アマラウの加入が正式に決まればおそらくヴァスコへの再レンタルが決まるのではないかと思います。

ベテランFWアレックス・ジアスはジェアンと同じくヴァスコに興味を持たれていますが、2人揃ってのヴァスコ移籍の可能性は少ないないでしょう。
フルミネンセに契約延長の意思はなく、他の移籍先を探しているようです。

フィゲイレンセで活躍した後にフルミネンセに移籍したFWソアレスは、グレミオから興味を持たれています。
ソアレスは出身クラブのロンドリーナからフルミネンセにレンタルされており、レンタル契約は2009年いっぱいまで。
レナト・ガウショ監督もその才能を評価しており、今後の活躍を期待してはいるものの、来期はさらにプレー機会が少なくなることを認めており、移籍を止めることはできないと明かしています。
そしてソアレス自身がグレミスタだとか。これが決め手になるのでしょう。

他のFWでは、ロドリゴ・チウイーアドリアーノ・マグロンの移籍話も詰められていますが、まだ完全には決定してないようです。

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これらの新戦力獲得にかかるカネが、果たしてどこから出ているのかはわかりません。
以前、Unimedが資金提供するという話をどこかで読みましたが、果たしてそこまで巨額なものなのかは疑問です。
ただ、ワシントンの会見の際もUnimedの関係者が同席しているし、移籍金の捻出にUnimedが大きなウエイトを占めているのは間違いないです。
また、もしかしたら選手を売却した移籍金収入をある程度貯めているのかもしれません。

例えば、MFアロウカベンフィカへの移籍が濃厚だと見られています。移籍金は150万ユーロ前後と伝えられています。
また、現在ブラガにレンタル中のレニーセルティックが興味を持っているという噂もあるようで、その場合の移籍金は200万ポンドを越える可能性もあるとか。
レニーの話は噂半分、というかガセ度90%に近いでしょうが、フルミネンセはそうした今後の移籍金収入を見込んでいるのかもしれません。

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年末ではありますが、ブラジルでは移籍市場の真っ只中です。
フルミネンセに関しての話題が次々に出てきては消えていっているので、最終的にどんなメンバーで来シーズンに臨むことになるのか現段階では見えてきません。


FW陣に関しては、ドドー、レンアドロ・アマラウ、ワシントンに加え、今年在籍した選手のうち誰か1人は残ることになるような気がします。

そして春には、右膝の怪我で戦列を離れているソマーリアが復帰する予定です。
2007年の後半戦にサン・カエターノから加入して6ゴールを挙げたソマーリア。
レナト・ガウショの信頼も厚いことに加えて、復帰が早くても4月になってしまうことでオファーも立ち消えになり、このままフルミネンセに残留する見通しです。

年齢を考えると(ワシントン、ドドー、ソマーリア、レアンドロ・アマラウの4人は全員30歳以上)バランスが悪いように感じますが、すでにブラジレイロンでプレーしているユース出身の18歳、レオ・イタペルーナが控えており、さらにはアランというこちらもユースの若手FWが控えています。
フルミネンセのユースは大陸レベルでも好成績を残しているようで、クラブは中堅にあたる年齢の選手たちよりも、現在ユースの若手たちに期待しているように思います。
少なくとも、レンタル中のレニーには帰ってくる場所はありません。


僕が気になるのが、ワシントンがどれだけプレーできるのか、ということです。

ワシントンのレギュラーは確実なものではなく、厳しいポジション争いに臨むことになるでしょう。
会見でのワシントンのコメントを読むと、もちろんそれを承知した上での移籍で、意欲に溢れていると話していますが、ワシントンの移籍が決まった後に他の選手の移籍が次々に決まっていることもあり、そのあたりでの気持ちの部分が少し気になります。

僕はワシントンとドドー、もしくはレアンドロ・アマラウのコンビになると思っていますが、多くのトルシーダは、今年のブラジレイロンで15ゴールのドドーと14ゴールのレアンドロ・アマラウのコンビを期待しているのではないでしょうか?

コパ・リベルタドーレスのグループリーグと、カンペオナート・カリオカ(リオ・デ・ジャネイロ州選手権)ではワシントンがプレーする機会が多いと思いますし、それを信じています。
しかし、4月にソマーリアが予定通りに復調して戻ってくるとなるとそれもわかりません。
ワシントンとソマーリアが前線で並ぶことはまずないでしょう。
ワシントンの出来の良し悪しに関わらず、ブラジレイロンでプレーする機会は少なからず減るだろうと思います。


カリオカのスケジュールが発表になっているかわかりませんが、例年通りなら1月下旬には開幕します。
1月上旬から始動するクラブもあるようですし、フルミネンセもそんな感じではないでしょうか。

年が明けて1週間くらいで来シーズンのメンバーが見えてくるのだと思います。どんなチームになるのか楽しみです。
厳しいポジション争いの幕が開くのでしょう。
そんな中でのワシントンの活躍に期待しています。

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posted by ファナチコ at 23:37| Comment(5) | TrackBack(0) | ブラジル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
イゴールはザゲイロか左のラテラウだったような・・・そんな記憶があります。
フルミネンシにはイヴァンっていうシャフタルやアトレティコPRでプレーしていた選手もいるのでややっこしいです"笑"

ファビーニョが入れば中盤はだいぶひき締まるでしょうね。
チアゴ・シルヴァは引き抜かなければかなりいけそうな気がします。
アレックス・ジーアスはJリーグで見てみたいですね。是非

Posted by リオ・ブランコ at 2007年12月28日 01:25
いや〜フルミネンセ最高に面白くなりそうですねww
早くブラジルに行きたい★
Posted by よしど〜ら at 2007年12月28日 02:07
>リオ・ブランコさん

イゴールはザゲイロとラテラウだったのですか、失礼しました。
トゥールーズのファビーニョが来れば大きいと思いますが、ファビーニョが2人になってしまいますね。しかもポジションもかぶりそうで(笑)

チアゴ・シウバは引き抜かれるような気もしますが、リベルタドーレスのためにはなんとか残って欲しいです。
確かにアレックス・ジアスのような経験のあるベテランをJで見れたら嬉しいですね。たとえJ2でも1年くらい見てみたいです。


>よしど〜らさん

亘さんもFoot!で「フルミネンセを見たい」って言ってましたね。
リベルタドーレスで期待したいです。
Posted by ファナチコ at 2007年12月29日 22:29
いえ、僕のうろ覚えですのでイゴールに関してはファナチコさんが正しいのだと思います。

チアゴ・ネヴィスはまだフルミネンシに残留ですかね?
ファビーニョコンビがボランチを組めばかなり面白そうですね。
一方はパスセンスに優れ一方は守備に優れていますから、理想のコンビではないでしょうか。
Posted by リオ・ブランコ at 2007年12月30日 00:18
イゴールは複数のポジションをこなせるようで、加入すればレナト・ガウショにとっても使い勝手が良さそうな選手ですね。

チアゴ・ネーヴィスはパウメイラス移籍の話が上がっているようです。パスを持っているパラナーは移籍させたいような話も読みましたが、どうなるのでしょう?
北京オリンピックのことを考えると、確実に出番があるチームを選ぶほうがいいような気もします。
Posted by ファナチコ at 2007年12月30日 22:25
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